年齢を重ねてみて、以前と随分変わってしまったな~としみじみ感じるのが、ズバリ“髪質”です。
もともとコシ・ボリュームがある髪質で、学生の頃は熱心なケアの必要性など考えてもみなかったものの、近年はやはり髪が細くなってきたことを実感していますし、何よりも“潤い”が不足しているような…。
「髪は女の命」と言われるように、髪はその人の印象を大きく左右するものだと思うのですが、鏡の前でパサパサとした自分の髪の毛を見て、このままではいけない!と強い危機感を覚えたため、まずは気合を入れて自分に合う“シャンプー&トリートメント”を探してみることにしました。
その際に試した各ブランドのアイテムを紹介の上、私個人の感想として、実際の使い心地はどうであったかをレビューいたしますので、是非ともお付き合いください!
「Loretta」
まずピックアップしたいのは、世界中の草花から集めたキレイの素をたくさんつめ込んで生まれたこだわりの製品を展開するヘアコスメブランド「Loretta(ロレッタ)」です。
いきなり核心に触れてしまうと(笑)、私はこちらのブランドが大変気に入りまして、今もずっと愛用していますね。
Lorettaの製品を最初に手にしたきっかけは、何と言ってもパッケージが可愛いから。
イラストや手作業で貼られたラベルによって、人間味や手作り感、ぬくもりなどを表現したというLorettaのパッケージデザインは、唯一無二の世界観に溢れており、何かしらの物語すら連想させます。
公式サイトをチェックすると「見るものに、先に広がる世界観を想像させ、さらに楽しむことのできるイラストは、ロレッタの最大の特長です」との説明文も見受けられ、実際に同ブランドが、パッケージデザインに注力していることが伺えますね。
「第31回2009年日本パッケージコンテスト【化粧品包装部門】」に入賞したというのも納得のデザインで、製品がお風呂場に置いてあるだけでもテンションが上がります^^
…と、パッケージに関して力説してしまいましたが、Lorettaの製品は“中身”も本当に素晴らしいです!
やわらかい泡で頭皮をすっきり洗いあげるスキンケアタイプのシャンプー「まいにちのすっきりシャンプー」は、その名のとおりスッキリとした使い心地と香りにリフレッシュできることもさることながら、とにもかくにも“泡立ち”の良い点がお気に入り。
少量でしっかり泡立ってくれるので、一日の汚れがしっかり落ちている感覚があり、気持ちよくなってしまいます^^
その後に使用するトリートメントについては、シアバター界面活性剤とビタミンCを多く含むカムカム果実エキスを配合したスキンケアタイプのトリートメント「すっきりしたい日のトリートメント」や、毛先までしっとりとまとまるデイリータイプのヘアトリートメント「うるうるしたい日のトリートメント」、またナノ化ロイヤルゼリーの高い浸透力によって即感性を高め、いつもよりリッチでまとまりのある髪へ導いてくれる「とくべつな日のトリートメント」等のラインナップがあり、全種類試してみたのですが、私は「うるうるしたい日のトリートメント」の使用に落ち着きました。
シアバター・インカインチオイル・ルーピンオイル配合で、頭皮を健やかに保ちつつ毛先までうるおい、しっとりとまとめ上げてくれる、うるうるしたい日のトリートメント。
洗っている最中から潤いっぷりが凄まじく(笑)、その手触りにウットリしてしまいます。
しっとり潤うツヤ髪を手に入れたい方には、この上なくオススメの逸品ですね。
ただ尋常ではない潤い方により、使用時には首のあたりまでヌルヌルしてしまうので注意!
私はトリートメントを付けたままで一旦体を洗い、首周りに付着したうるうるをしっかり落としてから、髪を洗い流すようにしていますね。
なおLorettaの製品は決してお安くはないのですが、Amazonのロレッタストアを利用すれば、かなりお得にゲットすることができます。
またロフト等でも20%OFFになるケースがあるので、そういった機会やトライアルセットを使うなどして、一度使い心地を試してみてください^^
花王「and and」
続いてご紹介するのは、花王が“コーディネートを楽しむシャンプー&トリートメント”として贈る、シャンプーとトリートメントを自由に組み合わせる新しい発想のヘアケアブランド「and and」です。
ラインナップは、濃密な泡で髪のごわつきの原因となる汚れまで包み込んでオフするシャンプー3種と、髪のダメージを補修しながら自然なツヤを与えるトリートメント3種。
これらを香りで・パッケージで・気分で、自由に・好きに組み合わせ、“わたしらしさ”に出会えるというのが、and and最大の特徴になりますね。
組み合わせは全部で9通りですが、組み合わせ方にルールはありません。
全てに感性科学に基づいて分析したという快適な気分をイメージする香りが調合されており、どのペアを選んでも、それぞれの心地良さを楽しむことができます。
ちなみに私は静かに澄んだ空気をまとう深みのある落ち着いた香りのシャンプー「耳を澄ます野ウサギ」と、気分が高まる瞬間に似合うエレガントで甘すぎない香りのトリートメント「どこへでも飛んでいけそうな翼」を軸に、幾つかの組み合わせを試してみたのですが、天然由来のアロマを使用した香りはどれも心地よく、なるほど甘すぎない点が気に入りました。
明確なコンセプトを打ち出しているだけのことはあり、パッケージもキュートでオシャレ。
ドラッグストアやショッピングモールで容易に買い求めることができるのに、どこか特別感のあるアイテムに仕上がっており、使い心地も良好でした。
ノンシリコーン処方&着色料フリーのシャンプーは、やわらかで豊かな泡立ちが私好み。
やはりシャンプーを選ぶうえで、“泡立ちの良さ”は重視したい要素です。
4つの保湿・毛髪補修成分配合したトリートメントのクオリティにも、大満足!
するんとした指通りを洗っている最中にも楽しむことができますが、髪を乾かした後の毛先のまとまりも良く、正直に言えば何となく手にしてみたシャンプー&トリートメントだったものの、良い意味で予想を裏切る仕上がりになりましたね。
なお私は使用していませんが、and andは毛先がパサつき乾燥しがちな髪にオイルでつやめきをプラスする「きらりと つやめくオイル」や、太くて硬くゴワつきやすい髪にミルクでまとまりをプラスする「するんと まとまるミルク」などもラインナップしています。
これらは単品で使うこともできるのですが(その場合はシャンプーの後、適量を毛先中心に塗布し、よく馴染ませてからすすぐ)、トリートメント1プッシュにつき1プッシュを足し、手の上で混ぜ合わせて髪に馴染ませる“カスタムエッセンス”としても活用可能。
全部で9通りもあるシャンプー&トリートメントの組み合わせに、プラスアルファでカスタムエッセンスを加え、更なる“わたしらしさ”を追求してみても良いでしょう^^
以上、今回の記事では「Loretta」「and and」という2つのブランドを深掘りしてみました。
これら2つはコンセプトや世界観がはっきりしているところや、香り・使い心地という点でも、割と方向性が似通っているように感じます。
価格や手に入りやすさを重視するならばand andを選ぶと良いかも知れませんが、どちらを使用しても一定の満足感が得られるのではないでしょうか。
それでは別の機会に他のブランドもピックアップいたしますので、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします^^