手軽に指先のオシャレが楽しめる、ネイルシール。
数年前に初めて使用してみた際には、そこそこお値段が張ったにも関わらず、簡単に爪から剝がれてしまったり、貼る作業が意外に巧くいかなかったりと、使い勝手の悪さが目に付きました。
そのためリピートはないかな…と考えていたのですが、ここのところは安価でデザイン性の高いシールが増えてきたため、久しぶりに一つ購入してみたところ、性能の進化にビックリ!
不器用な私でも、簡単にサロン級の仕上がりを手に入れることができて、ネイルシールの魅力にどっぷりとハマってしまったのです。
爪に貼るだけでOKのネイルシールであれば、ネイルポリッシュを塗っていてヨレてしまったときのようなイライラを感じることはなく、当然ながら乾かす手間も不要。
自爪にシールをフィットさせ、はみ出した部分は切り取ってしまうため、ネイルチップに比べて爪が小さい方にもオススメです。
凝ったデザインを一瞬で爪の上に再現でき、オフの手間が掛からないというのも、シールならではのメリット。
一連の工程が全て自身の手で、しかも短時間のうちに完了するため、現在様々なブランドのネイルシールを比較しながら楽しんでいるところです^^
その中から今回の記事では、前回のohora編に続き「ジェラートファクトリー(GELATO FACTORY)」のネイルシールをピックアップの上、実際に購入・使用してみた感想をお伝えしたいと思います。
「ジェラートファクトリー」の概要をチェック!
さて「ジェラートファクトリー」のネイルシールは、貼って削るだけの簡単ステップでシールとは思えないほどのツヤ感と自然な仕上がりを演出してくれる、まるで本物のようなジェルネイルシールです。
公式サイトの案内によると、2週間に1回トレンドを分析し、流行や季節に合わせた新製品を発売しているとのことで、多種多様なデザインから選べる点も大きな魅力ですね。
またイオンモールやソニプラ等で取り扱われているため、ネット通販に抵抗がある方でも現物を確認した上で購入することが可能。
ただネット通販の方がセール商品等をお得にゲットできますし、デザインの種類も豊富ではあります。
私自身はイオンで購入したジェラートファクトリー製品の満足度が余りにも高かったため、最近全アイテムが何故か一律に値下げされたAmazonにて、改めてお気に入りのデザインを買い足すことにしました。
ちなみにジェラートファクトリーの公式サイトに目を移すと、同ブランドは韓国・ソウル発であると分かるのですが、Amazon利用時には「出荷元Amazon 販売元ジェラートファクトリー」となっており、注文の翌日には商品が手元に届きましたね。
楽天などにもラインナップされているようなので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
様々なデザインを眺めているだけでも楽しく、テンションが上がりますよ^^
実際にジェラートファクトリーのネイルシールを貼ってみよう!
ジェラートファクトリーの使用方法は、以下のとおり。
基本的に、貼って整えるだけというシンプルなステップです。
①爪に合ったサイズのシールを選び、シートから丁寧に剥がします。爪より1mm程小さいものを選ぶとキレイに密着します。
②根本から爪先に向かって空気が入らないように伸ばしながら貼ります。キューティクル(甘皮)から1mmほど離して貼ると剥がれにくくなります。
③残った部分を下へ折り曲げ、付属のファイル(白い面)で削ります。削る際は往復せず上から下に動かすと、よりきれいに削ることができます。
④余った部分を切り離し、シールと爪先に隙間がないように密着させます。市販のトップコートを塗ると、ネイルシールがより長持ちします。
加えて次の点に留意すると、シールの“持ち”が良くなると同時に、より美しく仕上がりますね。
〇使用に際しての注意事項
・爪に油分や水分、汚れが付着しているとシールが剥がれやすくなりますので、爪の表面をキレイに拭き取ってください。
・甘皮を処理し、付属のファイル(黒い面)などで爪の形や表面を整えると、よりキレイに仕上がります。
・シートからネイルシールを剥がす際には、シートの外側部分を持って剥がしてください。
実際に使用してみて、シールの持ちを良くする一番のポイントは“キューティクル(甘皮)から離して貼る”ことだと感じました。
甘皮部分にシールが被さっていると、どうしても隙間ができてしまうようで、お風呂で髪を洗う際などに引っ掛けて外れやすくなります。
逆にこの1点を意識して貼れば、私は週に3回ほどジムのプールにも通っているのですが、普通に2週間くらい貼ったままでいられました(ただし公式サイドは1週間以内の使用を推奨)。
なお個人的に、ジェラートファクトリーで気に入っているポイントの一つは、付属のファイルでキレイに削れるところです。
ネイルシール使用時には必ず“自爪に合わせて形を整える”作業が発生しますが、他のブランドのものだとファイル使用時に残したい部分(爪の最先端)まで一緒にちぎれてしまうことがあり、苦労しました。
一方でジェラートファクトリーは伸縮性に富んでいるというか、シールの強度がある程度担保されており、爪の形に沿って理想どおりに削れてくれましたね。
ただ長く付けたままでいると、やはり先端からシールが欠けてきます。
その際には欠けた部分だけ爪切りやファイルで削り、市販のトップコートで補強してあげると、“欠け”が広がることはありませんでした。
またジェラートファクトリーのシールは一つひとつがそれなりに大きいので、自爪からはみ出し削り取ってしまった部分も捨てずにとっておくと、1枚が剝がれてしまったときのスペアとして再利用できます。
そんなケースも想定して、初心者の方については、購入時になるべくシンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
というのもジェラートファクトリーのネイルシールは1箱24 pcsなのですが、複数の色やアートが混合されたデザインの場合、それぞれのシールが均等に入っているわけではありません。
そのため完成時のバランスや2回目以降の使用を想定してシールを貼っていかないと、残ったシールのデザインに“偏り”が発生するのです^^;
その点、シンプルなシールであればどの爪であっても再利用が容易ですし、爪の大きさだけ留意してバランスを考慮せず貼り付けていっても、全体のバランスが悪くなりませんよ。
ちなみにジェラートファクトリーのアイテムには、ただ貼るだけでなく“硬化”の作業が発生する「パーフェクトフィット」なるシリーズもラインナップされています。
パーフェクトフィットの方がより密着度が高いということのようで、通常のものよりお値段も張りますね。
その違いを確かめるため、パーフェクトフィットもお試し。
硬化には以前レジンクラフト用に買っていた、UV-LEDライトを使用しました。
なるほどアクセサリー作成用のライトでもパーフェクトフィットはしっかり固まってくれて、直後の仕上がりは通常シリーズより良いかも…。
ただ意外と早く先端が欠けてきたので、硬化用のアイテムを所持していない方などは、通常のネイルシールでも十分ではないでしょうか。
なお通常アイテム・パーフェクトフィットともに、オフはとっても簡単!
他の爪でひっかくようにして力を入れれば、まさしくシールをはがすように、すぐ外れてくれます。
何とも気軽に挑戦できるアイテムとして、ネイルシールは本当にオススメですね^^